花王(株)
2025年12月期 第3四半期 連結決算の概要
花王株式会社の2025年12月期第3四半期累計の売上高は12,320億円(前年同期比4.1%増)、営業利益1,149億円(同13.7%増)、親会社所有者帰属当期利益847億円(同19.3%増)を達成しました。
Key Figures
- 売上高: 12,320億円 (2025年Q3累計)
- 営業利益: 1,149億円 (2025年Q3累計)
- 親会社所有者帰属当期利益: 847億円 (2025年Q3累計)
- ROIC: 9.3% (2025年Q3累計)
- 基本的1株当たり当期利益: 182.64円 (2025年Q3累計)
- トイレタリー市場シェア: 27か月連続前年超え
- 2025年営業利益予想: 1,650億円
AI要約
2025年12月期第3四半期連結決算の概要
2025年12月期第3四半期累計において、花王株式会社は売上高12,320億円(前年同期比4.1%増)、営業利益1,149億円(同13.7%増)、親会社所有者帰属当期利益847億円(同19.3%増)を達成しました。売上総利益率は39.1%と前年同期比で0.5ポイント改善し、ROICも9.3%(+0.9ポイント)となりました。化粧品事業は収益性が大幅に改善し、営業利益は前年同期比で109億円増加しました。トイレタリー市場においては27か月連続で前年を上回るシェアを維持しています。
セグメント別業績と地域別動向
ファブリック&ホームケア、サニタリー、ヘルスビューティケア、化粧品、ビジネスコネクティッド、ケミカル事業の各セグメントで増収増益を達成しました。特に化粧品事業は日本とASEANを中心に売上を拡大し、固定費削減も進めて収益性を大幅に改善しました。地域別では日本のGC事業が好調に推移し、海外GC事業も主要市場でブランド強化や市場開拓を進めています。一方、アジアのファブリック&ホームケアは厳しい市場環境にあります。
2025年の取り組みと見通し
2025年は稼ぐ力の向上を継続し、利益ある成長に向けたグローバル売上拡大の基盤作りを推進します。原材料価格の上昇は高付加価値製品の投入や価格転嫁で吸収し、利益確保を図ります。営業利益は公表予想の1,650億円達成を見込み、稼ぐ力向上による増益効果は160億円以上を目指します。海外GC事業は成長領域の強化と課題領域の改革を両輪で推進し、K27達成の確度を高めていきます。
市場環境と消費者動向
トイレタリー市場では27か月連続で前年同月を上回るシェアを維持し、主要カテゴリーの市場伸長率も堅調です。国内外の主要市場において、化粧品やスキンケア製品の需要が回復し、ECチャネルの売上も拡大しています。消費者の支出意識は食料品や日用品の増加傾向が見られ、外食や衣服などの支出は減少傾向にあります。
組織・セグメント再編
2025年1月にグローバルコンシューマーケア事業の組織・機能を再編し、コンシューマープロダクツ事業をグローバルコンシューマーケア事業に改称しました。また、ビジネスコネクティッド事業を新設し、生産性向上と新規ビジネス創出を目指しています。これにより、各事業の成長と収益性改善を加速させる体制を整えています。